日本最初の国産立軸水車(揖斐川町)

日本最初の国産立軸水車(揖斐川町

イビデン東横山発電所に隣接した道の駅星のふる里ふじはしの敷地の一角に、
このような古い発電機類が展示してありました。
 
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この発電機類は、揖斐川電気株式会社(現イビデンによって、1915(大正四)年に
建設された西横山発電所に設置されていたもので、1963(昭和三八)年まで稼働
していましたが、西横山発電所が横山ダムの建設により湖底に沈むことになり、
その発電機が教材として保存されたものです。
当時、発電機は海外製に頼るほかなく、この発電機もジェネラル・エレクトリック(GE)社
製ですが、水車は、第1次世界大戦によりドイツから輸入できなくなったため、
苦心しながらも電業社によって作られた日本最初の国産立軸水車とのことです。
 
岐阜県西濃地方の発展に貢献した産業遺産です。
 
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