イビデン東横山発電所(揖斐川町)

イビデン東横山発電所揖斐川町

小さいぼっちゃんも、ようやく元気になりましたが、GW前半は、慌ただしく過ぎ去ってしまいました。
 
今回は、先日のイビデンの桜並木から間があいていますが、イビデンの東横山発電所です。
 
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
斐川の上流の山あいに、古いレンガ造りの発電所があります。
桜の季節には、特に趣きがある建物です。
 
イメージ 3
上流の取水口から隧道を通ってきた水が、この約100mの鉄管を通って流れ落ちてきます。
ダムではなく、水路式発電所ですので、雨量によって発電量が左右されます。
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こう見上げると、なかなかの迫力です。
 
イメージ 5
 このようにして、レンガ造りの建屋に流れ込んだ水でタービンを回して発電しています。
 
イメージ 6
 イビデンは、揖斐川の流れを利用して水力発電を行い、その電気で大垣に工業を興す
ことを目的に、1912(大正元)年に揖斐川電気株式会社として創立され、今年で
ちょうど百周年を迎えます。
後のユニチカなどに電力を供給していましたが、その余剰電力を利用して、自らも
ーバイド、カーボンなどの電気化学工業に進出しました。
その後、戦時中の電力統制により、西横山発電所などは現在の中部電力に摂取され、
東横山、広瀬、川上の3つの発電所が自家発電用として残されました。
現在では、ICパッケージ、プリント基板などの電子部品、DPFなどのセラミックを主力製品
としていますが、これらの水力発電所は現役で使用され、自社の送電線を通って
各工場に供給されています。
 
もう少しだけ続きます。
 
参加しています
イメージ 7