十七条城跡(瑞穂市)に行きました。

十七条城跡(瑞穂市)に行きました。

今回もマイナーな城跡巡りです。
 
大垣市方面からは、国道21号線と258号線の楽田交差点から県道156号線を北上し、
福田橋東の交差点を右折し、揖斐川を鷺田橋で渡って、古橋外浦の交差点を左折し、
田之上の交差点を右折し、旧中山道を越えて犀川を渡ったところにある十七条城跡
瑞穂市)に行きました。
この十七条という地名は、古代の条里制のなごりだと思います。
先日の美江寺城跡とは、数百メートルの近さです。
 
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現在の城跡は、熊野神社などになっています。
本丸の跡は、もう少し南側のようです。
周辺は、工場や民家のほか、柿畑が広がっている静かな土地です。
 
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神社の境内に説明板が立っています。
案内板などよると、十七条城は、南北朝時代初めに船木頼胤が築いたお城です。
享禄年間より林氏の居城となりました(徳川家康に仕えていたとなっていますが、
この時代に徳川家康で正しいでしょうか?)。
お福(のちの春日局)の夫となる林正成は元亀二(1571)年、この十七条城で生まれました。
成人して、大垣の曽根城城主稲葉重通(一鉄の庶長子)の養子となり、お福(のちの春日局)と
結婚し、稲葉正成となり、十七条城で十七条藩一万石を治めたそうです。
その3代後、後継ぎがいないため、家が断絶となり、城も廃城になったそうです。

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春日局江戸幕府3代将軍徳川家光の乳母として有名で、NHK大河ドラマにも
なりましたね。
春日局ゆかりの地」の石碑も立っています。
ただし、春日局は離婚した後に乳母になっていますので、この地にいたとしても、
そのころ春日局と呼ばれていたわけではないのではないかな?と思います。
 
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大河ドラマにもなった春日局ゆかりのあるお城は、静かな集落、神社と柿畑になっていました。
 
十七条城跡
[住所] 岐阜県瑞穂市十七条
[構造] 平城
[駐車場] なし
 
 
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