国宝十一面観世音菩薩を見ました。
国宝十一面観世音菩薩(長浜市高月町)を見ました。
すぐに「国宝十一面観世音菩薩」という案内板が目に入りました。
前の交差点を右折し、JR北陸本線を越えて、県道280号線に出たところに、駐車場がありました。
駐車場の脇に、この案内板がありました。「花と観音の里 高月町」だそうです。
駐車場から車で通るのが厳しい細い道を抜けると、木立の中に、
お寺が見えてきました。
入口の仁王門の左右には、立派な金剛力士像が立っています。
境内の中は、厳かな雰囲気です。
本堂です。
本堂脇のこの建物の中に、十一面観世音菩薩が安置されています。
残念ながら、中は撮影禁止でしたので、写真はありません。
中の係員の人がしゃべっていて、少し雰囲気が損なわれたのが残念です。
勅し、泰澄は祈願をこめて十一面観世音を彫ったとされています。
しかし、仏像の特徴に密教思想の影響が見られるため、実際の制作年代は平安初期、
9世紀とされているようです。
像高は約194cmあり、檜の一木彫で、頭上面が大きいことや、本面の左右に大きく
2面を表すことが特徴だそうです。
(観音像は、渡岸寺のものですが、現在は向源寺に納められているということのようです。)
最近世の中は仏像ブームだそうですが、仏像の人気ランキング(そんなものがあったんですね)
では、上位に位置するそうです。
参拝したときには、他には誰もいませんでしたが、途中で何人かの参拝客とすれ違いました。
焼き打ちにあったため、当時の住職が境内のこの場所に仏像を埋めて、
難を逃れたそうです。
またも思いがけず、たいへんに歴史のある仏像にお参りすることができました。
[拝観時間] 9:00~16:00
[拝観料] 300円
[駐車場] あり
国道365号線側から入ると、参道があり、より近くまで車で入ることができます。
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