日産、セレナHVが好調な滑り出し 初月は1万2500台受注

日産、セレナHVが好調な滑り出し 初月は1万2500台受注

少し前の記事ですが、本文より、
 
2012.9.3 19:22
日産自動車は3日、8月1日に発売した主力ミニバン「セレナ」のハイブリッド車(HV)
セレナS-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)」の受注台数が1万2572台に達した。
 これにより、同期間のセレナ全体の受注台数は1万3922台となり、月販目標の6300台の
2倍以上に達した。同社ではHVモデルの販売増をてこ入れに「2012年度は10万台を超える
販売を目指す」(同社)と意気込む。」
とのことで、販売台数のほとんどが、このハイブリッドモデルということになります。
 
ハイブリッドと言っても、トヨタプリウスの「THS-II」のように蓄えた電気で走ることができる
ストロングハイブリッドや、ホンダインサイトのIMAのように電気をエンジンの補助動力として
使うマイルドハイブリッドとは異なります。
 
従来から搭載されている、信号などでの停止時にエンジンを停止したあと再始動するための
アイドリングストップシステムに使用しているECOモーターを増強し、鉛蓄電池を1つから
2つに増やしました。
ブレーキを踏んで減速時に発生する熱エネルギーを回生して、ECOモーターが発電機と
なって生み出した電気を2個の電池に蓄え、アイドリング停止時に余った電力で、
発進から加速時にECOモーターを作動させ、エンジンの補助駆動力として利用することで、
燃料消費量を抑制するという仕組みです。
これをエンジンルームの中に収めたため、ミニバンのスペースは犠牲になっていない
というのが売りです。
 
いわば、なんちゃってハイブリッドというわけですが、これにより自動車重量税と取得税が
免税となるため、若干の価格アップが相殺され、燃費が向上していることもあり、
お得感が生まれるという、絶妙な商品企画になっています。
 
なぜこれを記事にしたかと言うと・・・、そのうち分かることになると思います。
 
 
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