薄墨桜の実生木(大垣市)

薄墨桜の実生木(大垣市

朝晩、急に寒くなってきましたが、先日までが暑すぎだったのでしょうか?
 
船町の住吉公園の桜並木の下を歩いていたら、こんなものがありました。
 
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根尾の日本三大桜の薄墨桜の実から出た木のようです。
一瞬、熱帯の植物か何かと思いましたが、桜の幼木は、こんなに葉が大きいんですね。
 
最も一般的な桜のソメイヨシノは、人工的に作られた雑種なので、実ができず、接ぎ木や
挿し木でしか、増やせないと聞いたことがあります。
桜の実は、違う種類の桜の花粉しか成熟しないようで、そこからできる桜は、元の花とは
違うものになるため、桜には様々な種類があるようです。
桜の実は、さくらんぼとは別のもので、もっと小さく、一般に食用になるようなものでは
ないようです。
  
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谷木因の生誕三百五十年で植樹されたもののようです。
 
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対岸にある松尾芭蕉と谷木因の銅像です。
谷木因は、船町の舟問屋の主人で、松尾芭蕉とは同門の友人だったそうで、
松尾芭蕉は、木因をはじめとする大垣の俳人と会うために、奥の細道などの紀行で、
大垣を訪れていたそうです。
 
建設中の奥の細道むすびの地記念館敷地内には大垣藩家老小原鉄心の別荘であった
「無何有荘大醒しゃ」を復元しているそうですが、工事の囲いも取られて、姿を現わして
きていました。
 
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