今日（13日）は、黄砂がひどかったですね。

近くの山も、全く見えませんでした。

今回は、遠江国（静岡県西部）旅行編です。

高天神城（掛川市）其の一～遠江国旅行編～

掛川城に行った後、掛川ICから掛川城とは反対方向に県道38号線を南に走り、

信号を右折して一山越えたところを左折した上土方工業団地の南側にある

高天神城（静岡県掛川市）に行きました。

所々で看板が出ていますので、間違えることはなかったです。

標高が132mで、見た目は、それほど高く険しい山ではありません。

山のふもとに何カ所か駐車場があり、かなりの台数がとめられます。

マイナーなお城だと思っていましたが、何人か来られているようです。

登り口に想像図がありました。
城は、中央の谷で、大きく二つに分かれているようです。

高天神城跡は、国の史跡になっています。

最初は、ここから谷の緩やかな坂を上がっていきます。

搦手（からめて）門址です。裏口側です。

写真が分かりにくいですが、両側は、切り立った崖になっていて、通路以外の斜面を

よじ登って城を攻めることは、不可能なことがわかります。

急な階段が出てきました。いよいよ山城の攻略です。
階段は予想以上にきれいに整備されていますが、軽いハイキングぐらいの気分で

行ったほうがいいです。

天正二年七月から籠城した武田勢が飲み水に恵まれるように
という願いを込めて作ったという三日月井戸です。
今もごく僅かながらも染み出る垂れ水が絶えることがないとのことです。

本丸と二の丸の主要部分をつなぐ中央の鐘曲輪辺りの地点まできました。
とりあえず絵図右側の三の丸、御前曲輪、本丸の方面に行ってみることにしました。

左手の道を登ると、看板では大河内石窟、御前曲輪となっていますが、絵図を見ると

間違っているのではないでしょうか。

登っていくと的場曲輪跡にでました。特に何もありません。

元に戻って、まっすぐ進むと、二手に分かれます。

右の道を行き、三の丸の方に進みます。

右手は、急な崖になっています。

三の丸跡です。

「かわやでござる」

土塁があります。

三の丸跡から、下を眺めたところです。お茶畑が広がっています。

今回は、ここで休憩し、次回は本丸まで進み、城の歴史にも触れたいと思います。

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高天神城

[住所] 静岡県掛川市上土方嶺向（旧大東町）

[入城料] 無料

[馬場（駐車場）] あり（無料）

高天神城（掛川市） 其の一～遠江国旅行編～