F1ベルギーGPを見ました。

F1ベルギーGPを見ました。

2010年F1GP第13戦のベルギーGPが29日に、スパ・フランコルシャンサーキット
(1周7.004km、8月29日決勝44周/308.052km)で行われました。
 
ベルギーGPは、F1世界選手権が初めて開催された年から続いている伝統の
サーキットで、コースにアップダウンがあり、特にオールージュという、急坂を
曲がりながら登っていく名物コーナーで有名です。
F1ドライバーの中でも1番好きなサーキットに挙げられることが多く、
ぼくも一度行ってみたいサーキットの一つです。
 
しかし、山間部で、スパ・ウェザーと呼ばれるほど雨がよく降り、しかもコースが
長いため、サーキットの一部で晴れていても、別の場所では雨が降っていることも
よくあります。
今回も、予選、決勝の間に、何回も雨が降ったり止んだりして、たいへんでした。
 
L・ハミルトンは、予選2位からスタートでトップに立つと、終盤に雨が降って、
コースを飛び出ることもありましたが、ストレートの速いマクラーレンのマシンの
特徴を生かして1位を守り、再びチャンピオンランキングトップに立ちました。
M・ウェバーは、予選ポールポジションから、スタートに失敗して、順位を落とし
ましたが、2位に入りました。
 
しかしS・ベッテルは、セッティングに失敗し、J・バトンに追突するなどして、
けっきょく15位となり、若さが出た感じで、いいところがありませんでした。
こういう取りこぼしがあると、まだチャンピオンは厳しいですね。
2回のワールドチャンピオンのF・アロンソも、濡れた縁石の上に乗ってスピンして
しまいました。
 
そんな中、小林可夢偉は、予選では雨が降る中、ドライタイヤでギャンブルして失敗し、
17位からのスタートでしたが、徐々に順位を上げて、F・アロンソとも互角に争い、
今回も8位に入賞しました。
予選のパフォーマンスアップが課題ですが、鈴鹿がとても楽しみですね。
 
2010年F1GP第13戦 ベルギーGP 結果
1.L・ハミルトン(マクラーレン
2. M・ウェバー(レッドブル
3.R・クビサルノー
4.F・マッサ(フェラーリ
5.A・スーティル(フォースインディア)
6.N・ロズベルグメルセデス
7.M・シューマッハメルセデス
8.小林可夢偉ザウバー
9.V・ペトロフルノー
10.J・アルグエルスアリトロロッソ
 
次戦は、9月12日に、イタリアのモンツァで行われます。
ここも高速サーキットなので、マクラーレン有利ですかね。