大島堤の彼岸花と堤防決壊の地(大垣市)
大島堤の彼岸花と堤防決壊の地((大垣市)
今回、曽根城公園まで行ったのは、そろそろ大島堤の彼岸花が咲いているかな
と思ったからでした。
前回2010年に行ったのは9月27日で、今回はそれより少し早かったせいか、
まだつぼみもたくさんあり、一面真っ赤というわけにはいきませんでしたが、
堤防の斜面には、赤い彼岸花が咲いていました。
子供のころは、彼岸花は毒があり、縁起が悪いので採るなと言われた記憶がありますが、
最近?は、津屋川堤などでも被写体として人気があるようですね。
堤防の上に上がってみました。
春には桜のトンネルになる堤防道路の上を歩いていると、右手に何かの石碑が見えてきました。
堤防の上から、前回の池が見えますが、
明治21(1888)年に、明治29年の大洪水に匹敵する大水害があり、その際にこの場所で
堤防が決壊したそうです。
それ以前の文化一二(1815)年にも決壊しており、下の池は、その際にできた切所池
とのことです。
今は、このような小さな流れで、とても大垣市街地を水没させるような川には見えませんが、
過去にはこの地で大きな水害がおきたことを知りました。
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