トヨタ博物館(長久手市)
トヨタ博物館(長久手市)
今日は暖かかったですが、黄砂がかなりひどかったですね。
(小さいぼっちゃんのためにと、言いつつ、自分の趣味では?という声も聞こえてきますが。)
あいかわらず小さいぼっちゃんは自由に動き回るので、じっくり見ることはできませんが、
そんな苦しい状況の中、展示してある車の半分もありませんが、撮ってきた写真です。
入口をはいって、最初に登場するのは、トヨタAC型乗用車(1943)
ここからエスカレーターに乗って、2F、3Fへと上がっていきます。
(階段好きの小さいぼっちゃんだけは、階段を上り下りして喜んでいます。)
2Fは、19世紀から20世紀中ごろの欧米車中心の展示です。
自動車の黎明期から発展期の歴史を目にすることができます。
ベンツ パテント モトールヴァーゲン〔レプリカ〕(1886・ドイツ)
自動車の歴史は、この車から始まったと言われています。
多くのレースで勝利を収めたスタッツでもっとも有名なモデルとのことです。
今見ても、かっこいいですね。
メルセデスベンツ 300SL クーペ(1955年・ドイツ)
ガルウィングドアはレーシングカーをベースとした鋼管スペースフレーム構造だったことから、
通常の車のドア下半分にフレームが来てしまい開口部の敷居が高くなってしまったこと、
そして車高が低かったことから乗降性確保のためにやむなく採用されたと言われているそうです。
一転して、このかわいい車は、フジキャビン 5A型(1955年・日本)
前輪二輪、後輪一輪の三輪のキャビンスクーターというたいへん面白いモデルですが、
FRPの製造が難しく、85台製造されたのみでした。
ダットサン サニー B10型(1966年・日本)
ホンダ S500 AS280型(1964年・日本)
2輪車メーカーだったホンダが4輪車に本格的に進出した時の車です。
(同時期にF1GPに参戦していますが。)
いすゞ ベレット 1600GT PR90型(1966年・日本)
こちらも今はトラックメーカーのいすゞ です。
SUツインキャブレターを装着し高出力と加速性能を誇る高性能車として、
モータースポーツにおいても活躍しました。
小型のロータリーエンジンによる斬新なスタイルで人気でした。
66年の日産自動車との合併後も、社名にプリンスの名が残されていました。
ニッサン フェアレディ Z432(1970年・日本)
車名の432は、4バルブ、3キャブレター、2カムシャフトを意味し、最高級バージョンとして
人気を集めました。
ジョルジェット・ジウジアーロによる美しいデザインによって、走る芸術品として、
人気でした。
ホンダ シビック CVCC(1975年・日本)
70年代に入って、排ガスによる環境汚染が社会問題となり、アメリカや日本でも、
厳しい排ガス規制が実施され、達成が不可能だとまで言われていましたが、
73年にこのシビックがCVCCエンジンにより、世界に先駆けて規制をクリアし、
発売されました。
マツダの軽量コンパクトなオープン2シータースポーツカーとして人気を集め、
世界の自動車メーカーに大きな影響を与えた車です。
欧米車中心と言いつつ、写真に収めたのは本やマンガなどで見覚えのある日本車が中
心となっていましたが、2Fを見終えました。
また階段を上って3Fに移りますが、次回に続きます。
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