蓮花寺の神戸城移築太鼓櫓(鈴鹿市)
蓮花寺の神戸城移築太鼓櫓(鈴鹿市)
今回は、久しぶりに本業?のお城ネタです。
入って左手に太鼓櫓はあります。
小さいですが、お城を思わせるしっかりした建物です。
時を報せる太鼓が入っていたはずですが、上部の連子と呼ばれるスリット状の
窓から音を伝えていたようです。
神戸城は織田信長三男の信孝の居城となって、近代的な城郭として整備されましたが、
この太鼓櫓は本多忠統(ただむね)が江戸後期の寛延元(1748)年に神戸城に入って
以降に創建されたとされています。
現在まで創建当時の姿を留めている城郭は意外と少ないので、移築とはいえ、
お城にあった建物が残されている、今となっては貴重な建物です。
参加しています
蓮花寺