正法寺の岐阜大仏(岐阜市)
正法寺の岐阜大仏(岐阜市)
(また公開まで時間がかかりましたが、)長かった夏休みも、今日でおしまいです。
今週は、急にゲリラ豪雨が降ってきたり、雷がなったりと、不安定な天気が続いています。
どこにも出かけられないと言いながら、ちょこちょこしたネタがたまってきました。
正法寺の岐阜大仏を見にいきました。
ところにあります。
大仏殿です。
岐阜公園の東側から見ると三重の層塔型(お城風に言うと)です。
西側の正面から見ると、こんな形です。
黄檗宗ということもあり、中国風のちょっと変わった外観です。
中に入るには、左手の小屋で拝観料200円を払います。
(たいてい三大とつくものの3つ目には、諸説ありますが)、日本三大仏の三番目にも
数えられています。
ただし、奈良、鎌倉と比べると知名度が全く異なり、地元県民にもあまり知られていない
のではないかと思います。
ぼっちゃんも今回が初めてです。
大仏殿の中に入ると、高さいっぱいに、大仏様が鎮座しています。
予想より大きいです。
高さ13.7m、耳の長さ2.1mもあり、鎌倉の大仏よりも大きいそうです。
(鎌倉も行ったことはありませんが)。
穏やかな顔をされています。
最近は、お寺や仏像が癒しとして注目されているとのことですが、
女性の方が何名か参拝されていました。
横から見上げると、更に大きさを感じます。乾漆仏としては、最大だそうです。
大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は竹材と粘土で造られ、その上を
一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いています。
竹で作られているので、籠大仏とも呼ばれています。
胎内には薬師如来がまつられています。
堂の高さ25.15m、廻り19.39mの大仏殿は、濃尾大震災でも倒れなかったそうです。
パンフレットから
第十一代惟中和尚は、歴代の大地震および大飢饉の災霊の祈願をたて、
奈良東大寺大仏の聖徳を敬って、ここに大釈迦如来像の建立をはかりました。
歩きましたが、苦業25年、文化12年7月22日建立半ばにして歿しました。
第十二代肯宗和尚は、師の志をよく継ぎ、天保3年4月、苦業13年二代にわたる
とのことです。
暑い中、大きな岐阜の大仏様を拝んで、穏やかな気持ちになりました。
参加しています
正法寺(岐阜大仏)
[住所] 岐阜市大仏町8
[電話] 058-264-2760
[開館日] 無休
[開館時間] 9:00~17:00
[入館料] 200円