正法寺の岐阜大仏(岐阜市)

正法寺の岐阜大仏(岐阜市

(また公開まで時間がかかりましたが、)長かった夏休みも、今日でおしまいです。
今週は、急にゲリラ豪雨が降ってきたり、雷がなったりと、不安定な天気が続いています。
どこにも出かけられないと言いながら、ちょこちょこしたネタがたまってきました。
 
暑い中、汗をだらだらかきながら、日中友好庭園から岐阜公園を南に歩いて、
正法寺岐阜大仏を見にいきました。
国道256号線長良橋通り)の岐阜公園前の交差点から一方通行の道を南に進んだ
ところにあります。 
 
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大仏殿です。 
岐阜公園の東側から見ると三重の層塔型(お城風に言うと)です。
 
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西側の正面から見ると、こんな形です。
 
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黄檗宗ということもあり、中国風のちょっと変わった外観です。
中に入るには、左手の小屋で拝観料200円を払います。
 
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(たいてい三大とつくものの3つ目には、諸説ありますが)、日本三大仏の三番目にも
数えられています。
ただし、奈良、鎌倉と比べると知名度が全く異なり、地元県民にもあまり知られていない
のではないかと思います。
ぼっちゃんも今回が初めてです。
 
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大仏殿の中に入ると、高さいっぱいに、大仏様が鎮座しています。
予想より大きいです。
高さ13.7m、耳の長さ2.1mもあり、鎌倉の大仏よりも大きいそうです。
(鎌倉も行ったことはありませんが)。
 
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穏やかな顔をされています。
最近は、お寺や仏像が癒しとして注目されているとのことですが、
女性の方が何名か参拝されていました。
 
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横から見上げると、更に大きさを感じます。乾漆仏としては、最大だそうです。
 
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イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は竹材と粘土で造られその上を
一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いています。
竹で作られているので、籠大仏とも呼ばれています。
胎内には薬師如来がまつられています。
  
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堂の高さ25.15m、廻り19.39mの大仏殿は、濃尾大震災でも倒れなかったそうです。
 
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パンフレットから
第十一代惟中和尚は、歴代の大地震および大飢饉の災霊の祈願をたて、
奈良東大寺大仏の聖徳を敬って、ここに大釈迦如来像の建立をはかりました。
惟中和尚は、正法寺門徒が少なく各地を托鉢して、ひたすらに経本の喜捨
歩きましたが、苦業25年、文化12年7月22日建立半ばにして歿しました。
第十二代肯宗和尚は、師の志をよく継ぎ、天保3年4月、苦業13年二代にわたる
実に38年の歳月を費やして、ここにようやく大釈迦如来像を完成させた
とのことです。
 
暑い中、大きな岐阜の大仏様を拝んで、穏やかな気持ちになりました。
 
参加しています
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正法寺(岐阜大仏)
[住所] 岐阜市大仏町8
[電話] 058-264-2760
[開館日] 無休
[開館時間] 9:00~17:00
[入館料] 200円