国友鉄砲の里資料館(長浜市)

国友鉄砲の里資料館(長浜市

総持寺に行った際に、国友鉄砲の里資料館にも立ち寄りました。
 
 
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小さいですが、公共施設に併設などではなく、独立した建物です。
さらに入館料が300円もするので、またちょっと考えましたが、せっかく来たので、
入ったところ、他に見学している人はおらず、完全に貸し切り状態でした。
館内は、残念ながら撮影禁止でしたので、写真はありません。
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入館すると、いきなり係員の方に「10分間のビデオを上映します」と言われて、
映像室に案内されました。
天文一二(1543)年に種子島に漂着したポルトガル人によって日本に伝えらえた
2丁の鉄砲のうちの1丁が将軍に献上され、それがこの国友村の鍛冶に渡りました。
ねじというものが当時の日本には存在しなかったため、製造するのには、たいへん
苦労しましたが、この地域は、もともと鉄の産地で、また戦さも絶えなかったことから、
武器職人も
多かったため、すぐ翌年から、鉄砲の生産が始まったようです。
有名な長篠の戦いで使われたとされる3千挺の鉄砲のうち5百挺も、この国友村で
作られました。
江戸時代に入ると、戦が無くなり、鉄砲の生産も減少し、美術品として取り扱われる
ようになりました。
 
ビデオの上映が終わると、2Fの展示室に上がって、国友村で生産され、美術品としての
装飾が施された鉄砲や、その仕事の様子などの展示を見学しました。
 
中央に「国友鉄砲にふれてみよう」がありましたので、持ち上げてみたところ、
思っていたよりも、ずっしりとした重みを感じました。
 
国友鉄砲の里資料館では、現在の日本の製造業にもつながる日本人のものづくりの
力を感じました。
 
参加しています
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国友鉄砲の里資料館
[住所] 滋賀県長浜市国友町534番地
[電話番号] 0749-62-1250
[休館日] 12月28日~1月3日
[開館時間] 9:00~17:00
[入館料] 大人300円
[駐車場] あり
[ホームページ]
http://www.kunitomo-teppo.jp/