掛川城 其の一(大手門周辺の巻)(掛川市)~遠江国旅行編~

掛川城 其の一(大手門周辺の巻)(掛川市)~遠江国旅行編~

今回は、1日自由な時間ができましたので、遠江国静岡県西部)のお城巡りをしました。
大垣城から掛川城静岡県掛川市)までは東名高速を使って約176km、2時間ほどかかります。
 
途中、浜名湖SAで休憩することが多いですが、その先の三方原PAで休憩しました。
 
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三方原と聞くと、歴史ファンには、武田信玄徳川家康の戦いが思い出される名前ですが、
パーキングエリアには、トイレとサークルKがあるだけでした(まあ当然ですが)。
 
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掛川ICを下りた正面に、この看板があります。
ICを下りてすぐのこの信号を右折し、そのすぐ先の上張南の交差点を右折し、
県道38号線を北上して、東海道新幹線のガードをくぐり、5つ目の信号を曲がったところに、
 
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大手門駐車場があります。お城風の建物になっています。30分100円です。
インターチェンジから約2kmと、高速道路からのアクセスが非常にいいお城です。
付近の街並みも、電線が地中化され、お城に合わせた雰囲気になっています。
 
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そのすぐ前に、復元された立派な大手門があります。
道路工事の関係から、もともとの位置とは、少しずれたところに復元されたそうです。
馬に乗ったまま、通れるように作られているので、冠木下の高さが十四尺六寸(4.4m)と
とても高くなっています。
 
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大手門前から眺めた掛川城天守です。
ここから眺める天守が、もっとも美しいとされているそうです。
たしかに正面から見るより、きれいだと思います。
東海道新幹線から見えるため、以前から一度行ってみようかと思っていました。
 
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発掘調査で掘り出された大手門の礎石です。
重量のある大手門を支えるための工夫がされているそうです。
 
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歴代城主です。
やはり、「功名が辻」の山内一豊がもっとも有名ですので、場内のあちこちにその名前がありました。
 
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大手門をくぐったところに大手門番所があります。
大手門の内側に建てられて、場内に出入りする者の監視や警備をする役人の詰め所です。
明治以降、別の場所に移築されていましたが、安政六(1859)年に建てられた建物とのことです。
 
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大手門番所の裏に、三光稲荷があります。
山内一豊が、豊臣秀吉伏見城の築城にかかわった縁で、伏見稲荷を勧請されたそうです。
 
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三光稲荷の前を通って、外堀の役割を果たしていた逆川に出ます。
かなり深くなっており、立派な堀の役割を果たしていたと思います。
 
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東から流れてきた逆川が、城山にあたって、川は深い淵となり崖を作っていたことから、
鎌倉時代から懸河と呼ばれていたことが掛川の名前の由来となったそうです。
 
 
この調子では、なかなか進んでいきませんが、次回は天守まで行きたいと思います。
 
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[住所] 静岡県掛川市掛川1138-24(事務所)
[電話番号] 0537-22-1146
[休城日] 年末年始(12月30日~1月1日)
[開城時間] 2月1日~10月31日 9:00~17:00(入館16:30まで)
              11月1日から1月31日 9:00~16:30(入館16:00まで)
[入城料] 大人400円(天守、御殿共通)
[駐車場] あり(有料)