小木江城跡に行きました。

小木江城跡(愛西市)に行きました。

海津市海津町木曽三川公園センターの前から、県道125号線を東に進み、
長良川長良川大橋で、木曽川を立田大橋で渡り、堤防を降りていった南側に
ある道の駅立田ふれあいの里のすぐ東側にある小木江(こきえ)城跡に行きました。
 
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周りは、田んぼや蓮の畑が広がっているのどかな農村地帯です。
城跡は、現在、富岡神社という神社になっています。
 
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神社の南側に、古木江城跡の碑と案内板があります。
小木江城の名前のほうが一般的かと思いますが、古木江城と書かれています。
 
小木江城は、長島の願証寺を中心とした長島一向一揆勢に対抗して、
織田信長が弟の信興に命じて築かせた城です。
小木江城は、元亀元(1570)年からの元亀争乱の中で、長島一向一揆勢を中心と
する兵に包囲されましたが、信長は浅井朝倉と比叡山で対峙していたため動けず、
その他の武将も織田包囲網により援軍を出すことができなかったため、小木江城は
あえなく落城し、信興は自害(もしくは戦死)してしまいました。
 
信長は、弟の信興を信頼していたため、その後、何度か長島一向一揆攻めを行い
ましたが、輪中地帯を利用したゲリラ戦に手を焼き、敗戦を繰り返しました。
その後、天正二(1574)年に、3度目の長島攻めを行った信長は、水軍を利用して、
兵糧攻めを行い、降伏しようとした一向一揆勢に対しても、徹底的な殲滅戦を行った
という歴史の発端となった城です。
 
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すぐに西側に鵜戸川という川が流れています。
長島側にあるので、堀の役割を果たしていたのでしょうか。
その向こう側にみえるのが、道の駅立田ふれあいの里です。
 
今は、のどかな農村地帯ですが、400年以上前には、織田信長勢と長島一向一揆
勢との間で、激しい戦いの舞台となった小木江城跡を訪れて、その当時に思いを
馳せました。
 
小木江城跡
[住所] 愛知県愛西市森川町
[駐車場] なし
 
 
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