F1カナダGP決勝を見ました。

F1カナダGP決勝を見ました。

F1カナダGPは、2年ぶりにモントリオールジル・ヴィルヌーヴサーキット
(全長4.361km、70周、305km)で行われました。
長いストレート区間を、シケインとヘアピンでつないだストップアンドゴーの
サーキットレイアウトですが、路面状態がかなり悪く、レース序盤はブリヂストン
ハードタイヤでも10周ほどしかもたず、最初はどうなる事かと思いました。
 
そんな中、L・ハミルトンは、ポールポジションから、一時はF・アロンソにピット
ストップで逆転されましたが、隙をついてオーバーテイクし、タイヤ交換を
遅らせる作戦のM・ウェバーもかわして、トルコに続いて2連勝しました
2位にも2戦連続でマクラーレンのJ・バトンが入りました。
 
前回は、レッドブルの同士討ちに助けられての優勝でしたが、今回は、
PPからレッドブルに完勝でした。
ストレートスピードが速く、高速コーナーの少ないマクラーレンに有利で、
ブレーキングがうまいハミルトンの得意なコースとはいえ、開幕当初は全く
歯が立たなかったレッドブルに開発が進んで、一気に追いついてきた印象です。
 
またフェラーリも、F・アロンソが一時優勝争いに絡んできて、不調だった
トルコまでとは一変しました。
今後、レッドブルマクラーレンフェラーリが加わって、シーズン中盤に
さらに混戦となってきそうな感じです。
 
小林可夢偉は、予選18位から、1週目の混乱の中で10位まで上がったので、
期待しましたが、2週目に縁石に乗っかって、バランスを崩して、
ウォールにぶつかってリタイアしてしまいました。
前戦初ポイントだっただけに、勢いに乗っていってほしかったので、
大変残念でした
 
次戦は、27日に、スペインのバレンシア市街地コースでのヨーロッパGP
(スペインで1国2開催)です。