安土城郭資料館~信長の独創性に思いを馳せる~(近江八幡市)

安土城郭資料館~信長の独創性に思いを馳せる~   (近江八幡市

先月のことですが、滋賀県近江八幡市(旧安土町)にある安土城郭資料館に行きました。
 
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岐阜県方面からは、名神高速道路を京都方面に進み、八日市ICで降りて、国道421号線
北西の近江八幡市方向に進み、近江鉄道の踏切を越えた小脇町の交差点で、県道208号線
に入り、加賀団地口の交差点で左に入って、JR東海道本線安土駅のロータリーの中に
あります。
 
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すぐ脇には、織田信長が安土で催した相撲大会にちなんで、土俵もあります。
 
学生時代、帰省で東海道線を利用していた際に、いつも眺めていましたが、
今回初めて入ります。
入場料200円です。
 
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中に入ると、それほど広い展示室ではありませんが、中央にどーんと20分の1の
5層6階地下1階の天主の模型があります。
入る際に、「今は天主が開いていますので、気をつけてください」と言われて、何かと
思いましたが、天主の模型が、二つに割れて、中の断面が見れるようになっていました。
 
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中の構造には諸説ありますが、中央には、地下から4階まで吹き抜けがあり、そこに宝塔が
作られています。
他のどの城とも、似ても似つかない構造で、軍事施設ではなく、宗教施設のようです。
 
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閉じると、このようになります。
現在あるどの城とも似つかない形です。
 
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展示室の奥には、天正少年使節がローマまで歩んだ行程を36曲の屏風絵風陶板壁画が
あります。
 
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階段を登って、中二階のような場所が2箇所あり、上から見るとこんな感じです。
 
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その展示室には、狩野永徳によって描かれた天主内部の障壁画の7分の1の絵などが
展示されていました。

織田信長は、どういう考えでこのような天守閣を建てたのか、他のどの城とも似つかない
信長の独創性に思いを馳せることができる資料館でした。

そして、今月まで織田信長の歴代居城跡をめぐる「信長夢街道」というスタンプラリーが開催
されています。先日の最初の清洲城、2番目の小牧城に続いて、最後の安土城跡は、
この安土城資料館にスタンプ台が設置されています。順番が違ってしまいましたが、
これで、残るは3番目の地元岐阜城を制すると、スタンプラリーも完成です。
 
ランキングに参加しています。
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安土城郭資料館
[住所] 滋賀県近江八幡市安土町小中700番地
[電話番号] 0748-46-5616
[休館日] 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
[営業時間] 9:00~17:00
[入場料] 大人200円
[駐車場] あり